United Athle

村松生地

United Athle Works 1385-01 / 7452-01

伝統と革新が融合する波佐見焼。
マルヒロを支える人と服。

長崎県の伝統工芸品・波佐見焼を手掛ける陶磁器ブランド「マルヒロ」と、
美しい商品を生み出す職人たちにフォーカス。
彼らの職場から、United Athle Worksのウェアとともに働く姿を切り取った。
誇りを持って働く姿と彼らを支えるワークウェアは、
どんな華やかな装いよりも力強く美しい。

京都を拠点に活躍するグラフィックデザイナー・三重野龍氏が手掛けた“商売繁盛”のステッカーデザインを、フロントへ大胆に配置。マルヒロだけでなく、たくさんの工房を擁する波佐見焼全体の商売繁盛の願いを込めたのだとか。このグラフィックを描いた三重野氏とマルヒロ・馬場氏とは、2017年京都での展示会で作品制作した頃からの付き合い。「文字と絵を融合したデザインが格好いい」ことから今回オーダー。

仕事着には耐久性と
イージーケアが必須

デニムのエプロンに美しく映える白い陶土。粋に汚れたワークウェアを纏い、仕事に向き合う村松信輔氏は、マルヒロ3代目の馬場氏とは同郷の先輩・後輩という間柄。「難しい商品も形にする技術と一点一点丁寧な仕事が魅力」と馬場氏が語る村松氏に仕事に懸ける思いを聞いた。

「僕はマルヒロのような商社や窯元の商品の生地(焼成前の土で象った状態)を製造している生地屋です。マルヒロの依頼は、作ったことのない形や大きさのものが多くて刺激になります。正直、体力的にも技術的にも大変だけど、挑戦することが楽しいから積極的にサンプルづくりに協力しています。過去一緒に作ったものだと、オランダのアーティスト、ボリス・テレゲンがデザインした“VASE”と“TOY”という商品は思い出深い商品ですね。ロボットみたいな角張った花瓶なんですが、普通焼き物って釉薬を塗りやすくしたりするために角を立たせないようなめらかに作るので、この形をシャープに出すのは苦労しました。でも、こういう新しい挑戦があるから仕事は楽しいんです」

量産を前提とする波佐見焼でも、一点一点に丁寧な仕事を欠かさない職人・村松氏のクリエイション。その仕事へのあふれるこだわりは、日々使うワークウェアにも表れる。

「普段の作業着も今日と同じ、デニムのエプロンとジーンズです。腕や太ももで重いものを支える作業が多いから、動きやすくて頑丈なデニムがいいんですよ。ワークウェアは毎日着て酷使するものだから、耐久性とケアのしやすさが何より大切。その点でいうと今回マルヒロがユナイテッドアスレ ワークスとコラボしたアイテムは見た目以上にしっかり丈夫で簡単に洗えるし、ポケットの配置なんかも気が利いていて良かったですね。この白いカバーオールも、陶土がついても目立たない。生地屋にとって嬉しい作りです」

  • Wash Canvas & Twill Apron / Loop Type

    Style No.1385-01

    12オンスのデニムとキャンバスがワーク然とした雰囲気を醸す首掛けエプロン。
    動きやすさや着脱のしやすさにもこだわった万能プロダクト。

    [MATERIAL]
    コットン100% / キャンバス、ダークインディゴ:綿 90%、レーヨン10% / デニム
    [SIZE]
    F
    [SPEC(LENGTH/WIDE)]
    F 92/70 cm
  • T/C Coverall Jacket

    Style No.7452-01

    ヴィンテージのフランス製カバーオールをもとに、T/Cツイル生地で現代的に仕上げた一着。動きやすさにこだわったパターンやタフな生地が光る本格ワークウェアだ。

    [MATERIAL]
    ポリエステル65%, コットン35% / ツイル
    [SIZE]
    XS~XXL
    [SPEC(LENGTH/CHEST)]
    XS 65/50, S 68/52, M 71/55, L 74/58, XL 77/61, XXL 80/64 cm
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村松生地 ムラマツキジ

陶土屋から仕入れた土と型屋が作った石膏の型を使い、焼く前の生地を製作する生地屋。皿などの圧力成形や袋物の鋳込みなどを行う。家族経営で生地屋を生業とし、現在は3代目の信輔さんが率いる。

長崎県東彼杵郡波佐見町中尾郷990

マルヒロとは

マルヒロは、波佐見焼の食器やインテリア雑貨を企画する工場を持たない陶磁器メーカー。デザインした商品を各工程の職人さんへお願いする “プロデューサー”のような役割と、出来上がった商品を流通させる“商社”の役割の両方を担う。前衛的なアプローチで新しい波佐見焼を作り出す。

波佐見焼とは

約400年の歴史を持つ波佐見焼は、型屋、生地屋、陶土屋、窯元、産地問屋など、各工程の職人が分業することで高品質かつ大量生産を可能にした陶磁器。型づくりから製品として仕上がるまでの分業制で、各人、各工房が支え合い助け合って波佐見焼が成り立っている。

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